障害対応の記録を後から追うとき、フランス側から来るメールの件名が「Incident」「Panne」など揺れていて、検索で拾えないことがあった。拠点の運用担当が書く本文はフランス語で、こちらは英語のキーワードで探す。件数は月20〜30通程度だが、障害の最中に「あのメールどこだっけ」で5分溶けるのが地味に痛い。
やったのは、受信側のメールフィルタで件名の先頭に英語の固定キーを付けるだけ。Gmail相当のフィルタなら件名に含まれる語で条件を書き、ラベルと件名整形を同時に当てる。
条件: subject:(Incident OR Panne OR Dysfonctionnement)
操作: ラベル「incident-fr」を付与
件名を [FR-INCIDENT] {{subject}} に置換
本文は触らない。フランス語のまま残す。理由は、復旧手順のニュアンスが英語化で落ちるのと、現地の担当が自分の書いた文を後で照合できなくなるから。件名だけ機械的に揃えれば、こちらの検索は [FR-INCIDENT] で一発になる。代償は、件名の先頭に付く固定文字列の分だけ一覧で見出しが狭くなることと、フィルタの条件語を運用担当が新しい語を使うたびに足す必要がある点。実際「Problème」が抜けていて2週間すり抜けた。
効かないのは、電話やチャットで一次連絡が来てメールが後追いになるケース。件名整形はメールにしか効かないので、チャットのスレッド名も同じキーで始める運用に揃えたが、これは相手の手間が増えるので定着しなかった。今はメールだけに絞っている。
同じように件名の揺れを機械側で吸収している例があれば、条件語をどう管理しているか知りたい。
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